【シリコンバレー時事】米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞の第76回ノミネート作品が17日発表され、俳優真田広之さんがプロデューサーに名を連ねた「SHOGUN 将軍」が、ドラマシリーズ作品賞など最多25ノミネートを果たした。ドラマシリーズの主演男優賞には真田さん、主演女優賞にはアンナ・サワイさんが候補に入った。

この他、助演男優賞では浅野忠信さん、平岳大さんが候補に挙がった。授賞式は9月15日、ロサンゼルスで開かれる。

将軍は作家ジェームズ・クラベル氏の同名小説を基にハリウッドで作られた。徳川家康などから着想を得た武将らの覇権争いを描き、3月に配信開始6日間で900万回再生され話題となった。

エミー賞で、非英語作品がドラマシリーズ作品賞にノミネートされるのは、2022年の韓国ドラマ「イカゲーム」以来2作品目。英国のエリザベス女王を描いた伝記ドラマ「ザ・クラウン」などがライバルとなる。

俳優の真田広之さん=6月11日、ロサンゼルス(AFP時事)

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