囲碁の日本棋院は17日、創立100周年を迎え、東京都内のホテルで記念式典と祝賀会を開いた。武宮陽光理事長(47)は式辞で「棋士、職員一丸となって囲碁文化の発展と経営改革にまい進したい」と述べた。
同棋院のヒストリービデオが上映され、名棋士が躍動した100年の歩みを振り返った。七大タイトル独占を2度達成し、国民栄誉賞を受賞した井山裕太三冠(35)=王座、碁聖、十段=が棋士を代表してあいさつ。「受け継がれてきたものを大切にしつつ、変化の絶えないこの時代に、いろいろなことに柔軟に対応していく姿勢も必要と思う。知恵を出し合って少しでもいい方向に向かっていきたい」と話した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。