出版大手KADOKAWAを襲ったサイバー攻撃を巡り、同社は10日、悪質な情報拡散行為に対し、刑事告訴や刑事告発などの準備を進めていると発表した。

 同社はこれまでに、攻撃によって「角川ドワンゴ学園」の生徒や取引先の個人情報が漏えいした可能性があると公表。これらの情報を匿名掲示板や交流サイト(SNS)などで拡散する行為も確認しており、中止するよう警告していた。同社は同日の発表で、今回の問題の関係者に対する「脅迫めいた書き込み」も確認しているとして「これらの行為は絶対におやめください」と訴えた。

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