ソニーがウォークマン1号機を発売

1979(昭和54)年 ソニーがウォークマンの1号機発売。カセットテープに入れた楽曲を歩きながら楽しめる「携帯ステレオ再生装置」は、既存商品の携帯モノラルカセットレコーダー「プレスマン」を基に開発。録音機能とスピーカーを省き、音声をステレオ対応にしてヘッドフォンで聴く再生専用機とした。社内では「録音できないのに売れるはずがない」という声が大勢を占めたが、盛田昭夫会長が商品化を決断。「音楽を持ち歩く」というライフスタイルの変化をもたらし、世界的な大ヒット商品となった。

ちなみに昭和世代には印象深い、サルが湖畔でウォークマンで音楽を聴いているCMは1987(昭和62)年頃のもの。


ウォークマン40周年記念イベント「#009 WALKMAN IN THE PARK」で展示された歴代機種=2019年7月1日、東京・Ginza Sony Park(撮影=ニッポンドットコム編集部)

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