【上海共同】中国上海市で開催中の第26回上海国際映画祭で各賞が22日発表され、山田尚子監督の「きみの色」がアニメーション部門の最優秀作品賞を受賞した。授賞式で山田監督は「アニメには素晴らしい力がある。これからも世界に向けて作っていきたい」とあいさつした。

 作品は、人を「色」で見ることができる女子高校生が主人公。一緒にバンドを組む仲間との間で交錯する友情と恋心が描かれている。

 長編映画の最優秀作品賞には吉沢亮さん主演の日本映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」、短編映画部門では真利子哲也監督の「Before Anyone Else」が候補入りしている。

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