放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は19日までに、昨年3月放送のテレビ東京の番組「激録・警察密着24時!!」を審理すると決めた。逮捕の場面などを放送された会社役員らが、番組は逮捕された4人のうち3人が不起訴になった事実に言及せず、過度なナレーションで4人の名誉を著しく傷つけたなどとして申し立てていた。

 BPOやテレビ東京によると、放送で取り上げたのは、大ヒットアニメ「鬼滅の刃」を連想させる商品に絡む不正競争防止法違反事件。テレ東は番組に不適切な表現が確認されたとして今年5月に番組の制作中止を発表。今月には番組担当者らの懲戒処分を発表した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。