奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(同県橿原市)で開催中の、家の形をした埴輪約60点を集めた特別展「家形埴輪の世界」が「ユニークで珍しい」と話題を集めている。「埴輪の住宅展示場に来たような気分で、楽しんでみてほしい」と担当者。来場者が「推し」の埴輪に投票できる総選挙も実施している。16日まで。
「家形埴輪」は3、4世紀ごろに造られ、古墳上に埴輪が並べられた全期間に存続したと考えられる。
栃木県の壬生富士山古墳から出土した東日本最大の品と、大阪府の今城塚古墳から出土した西日本最大の品を隣り合わせて配置。中を鑑賞できるものもあり、内部構造を理解できる展示内容となっている。
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