岩波書店が『広辞苑』初版発売

1955(昭和30)年 国語学者の新村出、次男で仏文学者の猛を中心に岩波書店のベテラン編集者がつくった『広辞苑』の初版刊行。収録項目は約20万。公務員の初任給が9000円ほどの時代に、2000円と高額だったが印刷が間に合わないほど飛ぶように売れた。初版は14年間で約100万部を販売した。最新は2018年1月発売の第7版。

その他の出来事

日本初の特許法令発布

1871年(旧暦:明治4年4月7日) 日本初の特許法令である「専売特許略規則(太政官布告第175号)」が発布。先願主義、審査主義を規定していた。西欧先進国の特許法制を模して作られたが、審査に当たる人材がいなかったため、翌72年、太政官布告第105号によって執行停止された。

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「有楽町で逢いましょう」そごう開店

1957(昭和32)年 有楽町そごうが、国鉄(現JR東)有楽町駅前に開業。焼け跡闇市の名残があり、高級感とはかけ離れた有楽町のイメージアップを狙い、日本テレビでそごう1社提供の歌謡番組「有楽町で逢いましょう」を開始。歌手フランク永井が歌う同名のキャンペーンソングが大ヒットした。そごうは経営破たんにより2000年9月に閉店。店舗跡には、01年ビックカメラが開店した。

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戦後初の潜水艦が完成

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