囲碁の杉内寿子(かずこ)八段が11日、七大タイトル戦の一つの天元戦予選に臨み、97歳1カ月の史上最高齢対局を達成した。夫の故・杉内雅男九段が2017年11月に達成した97歳0カ月を6年半ぶりに更新した。
寿子八段は1942年にプロ入り。女流タイトルを10回獲得するなど第一線で活躍してきた。この日は45歳年下の森田道博九段(52)と対局している。
夫の雅男九段は2017年11月、現役のまま97歳1カ月1日の史上最年長棋士として死去。寿子八段は、この記録も3日前に更新していた。(大出公二)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。